どうも探偵事務所の山田です。
もしあなたが夫からモラハラを受けていて、
もう耐えられそうもない。
そんなときに考えることが離婚と
慰謝料の請求ではないでしょうか?
「あっちへ行け。お前は役立たずだ」
そういわれた時、
あなたはふと思い立ち、日記をつけ始めます。
「今日は夫から暴言を吐かれた
かなりショックをうけてしまった」
というように。
そんな時にあなたはふとこんなことを考えませんか?
「こんな日記、証拠として認められるのかな?」と。
果たして日記は証拠能力を持つのでしょうか?
結論から言って日記は証拠能力になりうる。ただし、これだけでは不十分ということ
結論から言いますと
日記は証拠の一つとなりえます。
実際にどのような経緯でどんな暴言を浴びせられたか。
そんな状況が証拠として参考になるのです。
ただし、
あくまで材料一つ、ということなので、注意しましょう。
もし日記をつけていたとしても
「俺はそんなこと言っていないです」
と証言をしてしまえば
どちらが正しいのかわからないですよね。
すなわち
あくまで日記は証拠一つであり
その他のいろんな証拠材料を掛け合わせることで
より証拠能力を発揮する、ということを覚えておいてください。
日記に、相手に吐かれた暴言をしっかりと書いておく。
さらに、そこにボイスレコーダーで録音した
実際の夫の肉声があればより証拠能力が高まりますよね。
効果的な日記のつけ方
「どんな風に日記をつければいいんだろう」
疑問になりますよね。
どうせなら、後々しっかりと役に立ってくれるような
形にしておきたいですよね。
結論としては
より細かに状況を表現するということが大事です。
「いつ」・・・
日付と時間をしっかりと記載しましょう。
「どこで」・・・
家の中でいわれたのか、それとも外でいわれたのか。
言われたとしたらどこで言われたのか?
場所も詳しく記載をしていきます。
「誰といる時に」・・・
子供といる時でしょうか。それとも友人といる時でしょうか。
夫と2人いる時でしょうか。
細かく記載してみましょう。
「モラハラの内容」・・・
実際に言われたことや、されたことを鮮明に
読んだ人が頭に思い浮かぶように記載をしてみましょう。
「あなたの気持ち」・・・
実際にあなたはモラハラを受けてどんな気持ちになりましたか?
あなたの心情を記載してみましょう。
「周りの反応」・・・
周りの反応を記載してみましょう。
例えば夫に暴言を吐かれたとして、
あなたのそばにいる子供はどんな顔をしていましたか?
どんな気持ちになっていましたか?
この日記を誰かが見たときに
「あなたのされたことがまるでそこで見ていたかのように頭の中に浮かんでくる」
ぐらいに、鮮明に詳しく記載するということがポイントです。
最後に
いかがでしょうか。
もしあなたが夫からモラハラを受けているのだとしたら、
あなたが付けた日記は証拠能力として意味を持つのです。
ただし、それ一つでは力は微々たるものであるかもしれません。
だからこそ、証拠は多ければ多いほど
効果を発揮するのです。
言われたことを思い出し、書く、という作業は
あなたにとってつらいことかもしれません。
でも、もっとひどい状況になった時の
自分を助ける武器になると考えて、
がんばって集まられる証拠からどんどん集めておきましょう。
以上です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。