不倫した旦那(妻)と不倫相手に制裁を加えたい!!と思っているあなたへ

当事務所へのご依頼で一番多いのは、不貞行為の証拠を抑えてほしいというものですが
証拠を押さえた後、怒りのあまり「制裁を加えたい」と要望される方も多いです。

 

旦那(妻)の不倫が発覚した。
しかも、自分には最近では見せたこともない笑顔で仲良さげに腕を組んでいる写真なんかを見たら
そりゃあ怒り心頭になるのはわかります。人として当然の感情です。


でも、一旦冷静になりましょう。
制裁を加えることは、本当にあなたにとってプラスですか?

 

制裁を加えるということは、例えば不倫を暴露して社会的信用を失わせるとか、
相手にも家庭があったら、相手のパートナーに暴露して家庭崩壊させるとかですね。

 

大前提として、我々は探偵であって、あくまでも相手の素行を調べたり証拠を集めるのが仕事です。
その先の報復をしてしまうと、違法行為になってしまいますし
もしそのような計画を立てていらっしゃる依頼主様がいたら、もっと賢いやりかたをお教えします。

 

不倫したパートナーと不倫相手をギャフンと言わせたいのは、やまやまでしょう。
でもあなたの将来のことを考えると、感情的に動くことはあなた自身にとっても失うものがあります。
なんでもそうですが、感情的に行動して得することは一つもありません。

 

ダブル不倫の場合

今の時代、ダブル不倫はよくあるケースです。

だからつい、相手のパートナーにも不倫の事実を叩きつけて、家庭崩壊させてやろう
と考えがちです。
でも、それってすごくリスクが高い行為です。

例えば相手のパートナーにも不倫がばれた場合、相手のパートナーから慰謝料請求されることになりかねません。
黙っていれば不倫相手と旦那(妻)両方から慰謝料がもらえるのに、不倫相手側からも慰謝料請求されてしまったらその分差し引きゼロになってしまいます。
もちろん、それは旦那が払えばいいじゃない!!と思うかもしれませんが、まだ夫婦である以上、旦那が請求されるってことは自分が請求されるのと一緒ですよね。

 

それに、何も知らない不倫相手のパートナーをいきなり不幸のどん底に突き落とすようなことをする権利はあるのでしょうか?
そんなことをして、本当にスッキリしますか?
後味が悪くないですか?
相手からの逆恨みを買いませんか?
不倫相手に報復したことが周囲にわかったとき、周囲の人はあなたをどんな目で見るでしょうか?

 

不貞行為が発覚したらまずやること

もし、不貞行為が発覚した場合、まずはできるだけ感情を抑えて冷静に証拠集めをし、相手に証拠を提示して適正な慰謝料を請求します。
もし示談で解決できなければ弁護士に相談して調停に持ち込みます。
調停とは、裁判所での話し合いにより解決することです。
弁護士がいなくても調停はできますが、弁護士がいることで相手が諦めたり
弁護士費用も調停の段階だとそんなにかかりません。調停は勝ち負けを決める場ではありませんから。

 

証拠を集めたらとにかく事務的に淡々と進めてください。
そうすることで、相手もムキになったり開き直ることが少なくなり
早い解決へとつながります。

 

200万円もらって相手の家庭をぶち壊して恨まれながら終わるのか
500万円もらってスッキリと新しい生活をスタートさせるのか、
あなたの冷静な判断次第です。

 

証拠集めは札幌探偵事務所へ。
調停は弁護士へ。
信頼できる弁護士のご紹介も行っております。

 

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