浮気!?証拠収集でやってはいけない事がこれ

配偶者が浮気!?そう感じたときに気を付ける点はいくつかありますが、わかっていてもつい動いてしまう事も。探偵目線で、ご依頼や相談前に気を付けていただきたいことがあります。

参考になさってください!

【証拠収集前の注意点】

1. 感情的に動かないこと

  • 怒りや悲しみから相手を問い詰めたり、暴言・暴力に及ぶと、逆に不利な立場になる可能性があります。感情的な対決は、証拠の隠滅や関係悪化を招きます。男女関わらず、相手が浮気かも!?と思ったりすると、ついつい不確かな状況にも関わらず詰め寄ってしまいがちです。「ぐっ」とこらえて、泳がせてみましょう。まだ情報収集をする時期です。

2. 証拠収集は合法的に行う

  • 不正な手段で得た証拠(例:スマホの無断閲覧、盗聴・盗撮、SNSアカウントへの不正ログインなど)は、違法行為と見なされ、訴訟で使えないばかりか、刑事罰を受ける可能性があります。特にWeb経由でID/PASSを必要とする場所へログインしてしますと、不正アクセス禁止法(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)で夫婦でも逮捕される可能性があります。違法行為による証拠収集は無効となることを覚えておきましょう。

3. 事前に法律の知識を得ておく

  • 「何が浮気と認定されるのか」(一般的には肉体関係のある不貞行為)を理解しておくことが大切です。これが意外と難しい面があり、配偶者からしたら真っ黒でも法律(裁判)になったら証拠として不十分な事は多々あります。専門家から意見を聞くことは大事です。
  • 単なる食事やLINEのやりとりでは、不貞行為と認められにくいこともあります。実際に出た言い訳(抗弁)として「恋愛ごっこをしていただけだ」と言ってきた事例もあります。そして、その反証ができないと認められてしまう事もある事をご留意ください。ただし、本筋の不貞証拠が挙がった場合、お持ちの証拠が一気に活用できることもあります。

4. 証拠の種類を知っておく

  • 有効な証拠は、「第三者にも明確に肉体関係があると分かる内容」。第三者が分かる、と言っても、二人でホテルで裸でかつ、顔が見えている写真はありません。なので、積み立てによって「これは肉体関係があるね」と強く推察できるレベルまで集める必要があります。この過程が非常に苦痛となります。
    • ラブホテルへの出入り写真
    • 肉体関係を示すLINE・メール・日記など
    • 探偵の調査報告書(日時、場所、行動が記録されている)

5. 探偵や弁護士への相談を検討

  • 自力での証拠収集が難しい、または違法になりそうな場合は、探偵事務所法律事務所に早めに相談するのが望ましいです。探偵事務所は合法的に、かつ経験則を元に裁判に至っても勝てるだろうというレベルまで(弊社お任せプランの場合)証拠収集を行えます。
  • 探偵は裁判で有効となる報告書を作成でき、弁護士は今後の対応方針をアドバイスしてくれます。特に、法律関係の制度に関する事や、精神的なフォロー、証拠整理等は弊社と一緒に歩いていただき、ある程度集まった段階で弁護士へ引き継いでいただく事が理想です。

6. 証拠を相手に見せないこと

  • せっかく集めた証拠を先に見せると、相手が警戒し、証拠隠滅や言い逃れを図る場合があります。集めた状況や知ったことなどは(わかります、言いたくなりますよね!)我慢して不貞証拠が固まるまではコツコツと行動しましょう。
  • 離婚や慰謝料請求に備えるなら、最後まで冷静に記録・保管を続けることです!

7. ICレコーダーの使用にも注意

  • 会話の録音は、自分がその場にいる場合に限り合法。これはよく言われる事ですが、ただし、ある程度合法(車内、室内)で集めた会話、録音情報というのは配偶者の本音や、不貞相手との交際状況、今後の行動を知る為には非常に有益です。慌てて仕掛けてバレてしまうと元も子もないので、仕掛ける場合は探偵とよくご相談の上で設置場所などを検討してみましょう。


【まとめ】

配偶者の浮気に対しては、法的に有効な対応を取ることが何より重要です。焦って行動せず、証拠の価値や法的な手順を理解した上で慎重に動きましょう。

そして、弊社のお任せプランでは「徹底的に」お客様をサポートし、力強く、根気強く証拠収集を行ってまいります。

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