2024年5月~6月 営業状況のお知らせ

お客様各位

雪が解け、新緑が力強く芽を出し花が咲きだしました。

事務所の前にある少しの庭からチューリップが咲き、長閑な雰囲気が出ると同時に私たちも忙しくなります。まだ肌寒い時期ではあるものの、なぜか不貞に関しては活発になるようで。調査員は寝る間を削る時期がやってきました。長閑とは気長に待つ意味もある春の季語ですが、調査する側としてはお客様に一日も早い解決を。と、穏やかではない日々がやってきます。

先月、他社さんの調査が失敗した案件が2件入りました。失敗で再度依頼が来る会社さんというのは、割と常連化しているような気がします。もちろん社名は明らかにはできませんが、GPSもバレたりしているので行く先々で被調査人がトリッキーな行動を取ります。追う側としてはやりがいのある部類ですが、そこに巻き込まれた依頼者様はたまったものではないかと。時間もよりかかる事により、精神的に追い詰められ調査費用もかさばる訳ですから。

弊社は限界が来たお客様だったり、行動が自由な経営者層(これは何度か書いていますが)が多いのが特徴です。過去案件がしっかりと証拠まで結びついているので、自信を持って毎回ご説明していますが、難点としては時間がかかる事が挙げられます。被調査人が少しでも突けば跳ねるような状況なので、慎重に進める必要があるからです。

費用に関しては恐らく安い部類に入ってるのと、多少長期化しても上限を設けて経済的な負担を増やさない工夫をしていますが、それでも調査中の依頼者様の心の負担は大変なものでしょう。

以前、依頼者様が相手方を問い詰める事案が発生し、持っている情報をすべて開示して相手方を問い詰めてしまいました。翌日から相手方の行動が一気におかしくなり、まるで犯罪者ではないか?というような動きをするようになります。それでも私は相談担当としてお客様に対して苦言をする気になれません。それぐらい調査結果を待つことが辛いという事ですから。もちろん結果は出ましたので安心していただくことができました。

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機材に関しては相応に研鑽していますが、それを操作する以上に調査員の質というのが大切だと私は考えています。どんなに切れる包丁でも素人が扱えば性能は発揮できません。張り込みや尾行、その瞬間での撮影。調査技術というのは少し勉強して見につくものではなく、何百、幾千と現場を重ね自己研鑽と上司のプレビューを繰り返すことでより高まっていきます。

特に裁判までになると相手方も何を言い出すかわかりませんから、それを想定して撮影し資料化するには慣れが必要です。情報も非常にデリケートです。そういう意味で、当社では従業員にコンプライアンス教育と案件情報の共有、お客様の心境などを共有する事にしています(実際は喫煙所で雑談をしながら繰り返し刷り込むように話をすることも多かったりするのですが)こうやって一人前になっていくのではないかな、と日々成長する調査員を見て思います。私も日々勉強です。

と...余談が続きました。山場が過ぎた案件がほとんどなので今月以降受注枠はあります。よろしければいつでもご相談にいらしてください。話すだけでも結構です、少し気が晴れるかもしれません。事務所でのお話は一切漏れませんから。

そして、お客様には本当の意味で長閑とした生活を取り戻していただきたいです。

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