婚活していますか!?
最近、婚活サイトが急激に登録数を伸ばし、そこでの出会いも急増しています。
自分にまったく自信がないわけではない。
普通の女子のつもりなのに気が付けば自宅と家の往復。
焦りつつも、妥協はしたくないし・・・と悩んでいるところに
ちょうどみかけたFacebookのあんな広告(出会い系)や、そんな広告(婚活サイト)。
不安はあるけども、友達でそこで出会ったと言っている子もいるし、
試しに登録してみるか・・・。
といったかんじでしょうか。
以下が未婚率に関するデータです。
# 参考資料 •内閣府平成25年度版厚生労働白書 •株式会社IBJ 発表資料
未婚率は年々増加していますし、
異性との交遊状況も交際相手がいないという人の比率が一番多くなっています。
男女平等に働くようになったことのせいかわかりませんが
忙しすぎて出会いの機会が減っていることも
未婚者が増えている要因の一つなのでしょうか。
その点、空いた時間で自宅で、スマホで手軽にできる
ネット婚活が流行るのはある意味必然なのかもしれません。
でも・・・ちょっと待ってください!
面識も全然なく、紹介でもないわけですから、
その人が本当にその画像の人なのか一切わかりませんよね。
今回は、実際に起こっているトラブルや問題を元に、
事前に対策をうつことで、安心して婚活ライフをエンジョイしようではありませんか!
婚活サイトに潜む問題はどんなものが?
実際に起きている問題としては
- 投資用マンションの婚活詐欺
- 本気のように見せかけているクリーンなダメ男
- 自営業詐欺
があげられます。
投資用マンションの婚活詐欺
実はこれ、多いです。
そこそこイケメンで、仕事も不動産業、写真はリア充。
会ってみてもトークははずむし、おしゃれだし、かっこいい。
その気になってデートを重ねていると、
ある日、相手は隙を見て迫ってきます。
「俺の仕事、実は投資用マンションがメインなんだよね」
(やっと落ちたし本題に入るか)
「へ~、そうなんだ!」
(投資ってなんかすごい!)
「マンションを自分で買って、それを人に貸すことで利益を得られる投資家を探すんだよね」
「お金持ち相手の仕事だね!」
「将来の老後のために投資用マンションを持つ人も多いよ、ワンルームとかも最近流行ってるね」
「せっかくだし、お前もやってみない?」
「そんな大金ないよ…」
「ローンより家賃収入からのほうが多いから、とりあえずやってみたらいいよ」
「そこまで言うなら…」
「会社でお前のこと紹介すっから!」
「じゃぁ一回話だけでも聞いてみようかな!」
(落ちた)
あなたがマンションを購入すると、途端に彼からの連絡が途絶えます。
[su_note]営業目的の婚活における注意事項警察に届けようがどうしようが、被害に遭ったわけではありません。あなたは物件を購入しただけです。
これって単なる営業活動ですよね。
仕事が不動産関係や収益物件の臭いがする場合は注意が必要そうです。
お付き合いの最初に相手のお仕事をしっかり確認して、怪しくないかを見切りましょう!
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本気のように見せかけているクリーンなダメ男
プロフィールは何もかも中ぐらい、とりわけ特徴もない普通の男性。
会ってみると穏やかな人で、
贅沢な暮らしではないけどもそこそこ幸せな生活を
想像させてくれる男性です。
ところが
交際を進めていくと最初は良かったのに、
徐々にお金の話がでるようになってきます。
仕事も聞いていた勤め先ではなく、
実はその会社の下請け会社だったり。
大きな嘘はないのだけれども、
少しずつ小さなボロが出てくる。
でも、ちゃんと両親にも会って挨拶してくれたし、
何と言ってもいい人だし信用はできそう。
穏やかな生活が目の前にあるわけだし、
これから夫婦になるのであればなんとかしてあげたい。
そうしてお金を貸してあげた結果、お金を渡した直後から段々と疎遠になって音信不通に。
[su_note]こういう事例の場合、詐欺でもなく結婚前提での身内のトラブルでしかありません。
警察では相手にしてもらえませんし、弁護士費用は高額、探偵を雇うほどの金額でもない。
実は一番多い話かもしれませんね。
早めに勤務先や生活に注意を払ってください。
[/su_note]それじゃ婚活サイトは危ないの?
そういう訳ではありません。
大手サイトになると、ネットの世界の出会いにおける危険性は十分認知していますので、
登録後の監視活動もきちんと行っています。
こういうサイトならば安心して登録はできますが、
中には怪しい連中も多いのも事実です。
わかりやすいぐらい高学歴もしくは超大手企業に勤務
東大とか高学歴の人、いますよね。
私にとってはすっごく遠すぎてイメージ全然湧きません。
冷静に考えるとそんなすごい学歴の人はそうそういません。
というかほとんどいません。
その経歴には女性を釣る目的があるのです。
本当に東大出ている人が婚活サイトで学歴晒して
顔晒して相手募集したりするでしょうか?
しないですよね。
学歴以外に詐称することが多いのが、勤務先として有名企業を語ること。
〇通、とか、フ〇テレ〇、とか。
所属人数が多くて一般的に内部を知られそうにない企業には注意です。
マスコミを語ることがありますね。
対策は、お金の話が出たら無条件に鵜呑みにせずに(信じたフリで)少し時間を置きましょう。
そして、必ずお金の流れの先(融資元、返済先、支払先)の存在を確認し、ちゃんと信じたいから書類を見せてほしいと頼むことです。
そしてコピーを取って金銭貸借の書面を作ってください。
「好きだから」「愛してるから」「信用できないのか?結婚相手を」という言葉は結婚詐欺の常套句です。
まずは落ち着きましょう。身近な人に相談してみることも大切です。
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極端なイケメン
写真の一覧を見ていると、自撮りのスナップ写真のようなものが
たくさん並んでいますよね。
その中で一際目立つイケメンがいたとしたら、
思わずプロフィールを眺めてしまいますよね。
詳細を見ると年収は600万は超えている!!
そこでちょっと待った!
そのさわやかなイケメンショットは
本当にその人の写真でしょうか?
念のため、確認をしてみることをおすすめします。
画像の確認の仕方
まずは、プロフィール写真を保存しましょう。
1.プロフィール画面でPrintScreenを押す
2.ペイントを立ち上げる
3.Ctrl+Vを押す(Ctrlキーを押しながらVです)
4.出てきた画面を切り抜きます
5.画像を保存
そして、次にやることは画像検索です。
ここで、先ほど保存したプロフィール画像をカメラアイコンをクリックして検索してみましょう。
出てくる。出てくる。
一致すると、こういう感じで出てきます。
リンク先に関係のない人が出てきますよ。
[su_note] 男性一覧の中で、目立つぐらいの収入
派手な写真が多い
顔写真が変わらない、同じ
こういう時は、会う手前あたりまでメッセージをやり取りが進んだ段階で、
「会うために他の写真も見せてほしい」
と言ってみるのも一つです。
(システムによっては写真交換を許可していないところもあります) [/su_note]
ネット時代の婚活の危険から自分の身を守りましょう
ネットの良いところは、普段の生活では決して会うことのできない殿方と出会えること。
普段すれ違うたくさんの中のたった一人と出会える可能性があること。
これは素敵な事です。
でも、ネットに書かれている内容は信用なりません。
本当に相手の素性が書かれている通りなのか。
過去の経歴は聞かされた通りなのか。
最低限、以下の項目はチェックした方がよいでしょう。
[su_box title="ポイント" style="soft"]
氏名 :意外かもしれませんが、偽名の可能性がありますね
住所 :万が一のトラブルの時に逃げられます
親兄弟の住所、年齢、健康状況:健康上の理由で詐欺に遭う可能性も、結婚を逃げる理由にも
友人関係 :本人の存在証明を行う大事なポイントです。会わせてもらいましょう
勤務先 :自営業であれば事務所、勤務先は名刺をもらって帰り際確認するぐらいの心づもりを
仕事内容 :物販詐欺に遭わないために確認しましょう
[/su_box]そこまでするの?
と思われるかもしれませんが繰り返します。
ネットでは思うままのプロフィールが作れるのです。
相手の女性の気を引くためや金品をどうにかしようとする人がいないとは限りません。
実際に消費者センターや警察へ、被害届けが出たりしている以上、
婚活女子としては覚えておいていただきたいのです。
確認するもう一つの方法
確認作業が大変でしたら、探偵社に頼む方法もあります。
10万円程度のお金はかかりますが、安いところでしたら相談にも乗ってくれますし、
秘密をしっかりと守ってくれるでしょう。
札幌にお住まいでしたら、当事務所でも婚約相手の素性調査を承っています。
お気軽にご相談くださいね。
いかがだったでしょうか?
一通り実際の事件を交えながら婚活の危険性と詐欺の可能性を書いてみました。
ほとんどが良い出会いでしょうし、ぜひ良いパートナーが見つかることを祈ります。
参考になれば幸いです。