当社では、ご依頼のお客様に弁護士事務所を紹介させていただいております。
紹介料はもちろん無料ですし、手数料もかかりません。
探偵社と弁護士の大きな違い
探偵というのは、調査・証拠収集を主とし、弁護士は法律上の整理・アドバイスを行い、相手との交渉から法律手続きすべてを行えますのでまったく異なります。探偵は法律相談に有償で応じてはいけません(非弁活動:報酬を目的とした弁護士活動の禁止)しかし、探偵がまったく法律知識がなくても良いという話ではありません。最低限の把握は必要で、各所証拠撮影のタイミングでそれが裁判で有効なのかの、余計な調査にならないかの判断ができなくなります。
- 弁護士は法律のプロ
- 探偵は証拠集めのプロ
探偵に依頼する前に、弁護士への相談も
ご依頼時に、微妙な立場の依頼者様もいらっしゃいます。こういう場合には、弁護士を先にご紹介しております。そのうえで、アドバイスを元に証拠収集に入る。というケースもあります。必ず証拠を取らなければ弁護士と話ができないという訳ではありません。
探偵事務所と弁護士の関係
証拠が必要、弁護士も証拠に関する権限があるけども実際の調査行動は探偵
紹介料について
実際に紹介はしますが、密接な業務提携というわけではなく紹介料などはお互いに支払われるわけではありません。
弁護士の紹介というのは、金銭目的での斡旋は法律で禁止されているのです。
◆弁護士法72条
(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
第七二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
これに違反する場合、2年以下の懲役、200万円以下の罰金に処されることとなります。
つまり、探偵から弁護士への顧客紹介は、依頼者のアフターフォローを目的としたものです。
探偵社としては結果(証拠)を取った後のフォローは法律問題になるので、こういった提携になるのです。
弁護士紹介のメリットがもう一つ
これは、悪徳な探偵社は弁護士事務所紹介が少ないということです。
もし常識外な料金やいい加減な調査内容ですと、弁護士にすぐに指摘されますしボロが出ます。
二次被害的な事もありませんし、違法営業かどうかの目安になるかもしれません。
探偵の集めた証拠と調停のプロである弁護士がタッグを組んであなたを守ります
例えば離婚調停の場合、調停の場で相手に会いたくない場合もあるでしょう。
そんなときに代理で調停に行けるのは弁護士だけです。
司法書士では代理ができません。
なるべく有利な条件で離婚したいなら、専門知識を持ち、場慣れしている弁護士に離婚協議書の作成や調停、訴訟まで全部任せてしまうのが一番確実です。
また、離婚後の問題の一つに養育費の問題があります。
最初は払うと約束していても、途中で支払いがなくなることはよくあることです。
そんなとき、弁護士なら強制的に回収することができます。
未払いの場合、相手の給料や財産を差し押さえることができるのです。
子供を育てていくうえで、養育費はとても大切なものです。
お子さんを守るためにも、弁護士に任せると安心です。
さっぽろ探偵事務所では、信頼できる弁護士と連携することで、あなたの問題をより安全に解決へと導きます。