2024年7月~8月 営業状況のお知らせ

お客様各位

つい先日まで「春雷が~」と書き出すような季節でしたが、あっという間に夏に入りました。早朝や夕方ぐらいに仕事の隙間ができる事が多く、今年も菜園を進めています。小さいスペースを借り、週に数度行けるかどうかですが、雑草の逞しさやゆっくりと実る野菜を見ているだけでも癒されます。土と海、空は不思議なものですね。人を元気にさせる根幹がある気がしています。

仕事柄、それなりに宣伝をする必要もあるのですが、何かとノンビリした性格もあり遅々と進められず。しかし、探偵の不祥事がここ最近相次ぎ、全国ニュースが続きました。気のせいかコール数が減った気がして焦りも。

慌てて自社ホームページでも書き換えて行かないと。と、新しく入社したWeb担当者と話をしながら思った事ですが、「お客様に安心を当社にお任せください」というようなフレーズです、依頼者さんが安心するのは調査が終え、本当の意味で日常が戻ってからだと私は思うのです。依頼時は人心を失いかけていることもあるでしょうし、穏やかに依頼ができるような状況ではないはずです。信じ切っている(そもそも夫婦で疑う必要はないという前提で)配偶者を疑わなければいけない状況。疑心暗鬼でどこの探偵社が正解かすら迷われているでしょう。

一つずつ紐解いて、結果を出して着地点に向かう必要があります。特にお子さんがいらっしゃるご家庭では「子供が」となるのは当然ですし、中年期から後半に差し掛かったお客様は老後が崩れるかもしれない状況でどうするか急な選択が迫られます。離婚問題は難しい課題が多く、ご相談時に制度案内や調査過程をご報告したり弁護士面談を調査途中であっても進めていただき、起こりうる可能性(リスク)について蓋をするような動きを当社では一緒に行う事もあります。ここは珍しい取り組みかもしれませんね。

時には厳しい言葉を投げかけることもあります。そういう山や谷を何度も繰り返しながら調査を終えてからの「安心」だと私は考えています。なので、安易に「当社にお任せください、安心ですよ」という言葉は出せそうにありません。1000人いらっしゃれば1000通りの仕事だと思います。そして、相手がある調査という性質上、また同じような動きで終わるとは限りません(不貞はある一定のリズムやパターンがあるのはありますが)ご依頼をいただいて調査を進めていくと、とんでもない被調査人がまま現れます(財産隠匿、複数の交際相手、DV、暴言、モラハラ、経済圧力)気持ちの上で「これは酷いな」と思いながらも、依頼者様に対して気持ちを一緒にしてしまうと失敗につながります、プロとして順序を立ててトドメを刺せるようにお手伝いすることに集中しています。その上で吐き出したい気持ちは絶対にありますから、それはしっかりとお聞きするようにしています。でないと調査中は大変ですから依頼者様の心が持ちません。

時間は確実に過ぎていく中で、辛い時間が永遠に続くように感じるかもしれませんが、必ず終わる日が来ます。とある酷い配偶者の案件があり、依頼者さんから「あれだけ酷い目に遭ったのに不思議と別居で涙が出るんですね」(一部編)というような事をおっしゃいました。ご夫婦は他人にはわかりません、が、年数分だけ積み立てたものがあると思うのです、私は「そうですか、一区切りですね」としか言えません。でも、心なしか明るく、空も見始めることができたのかな、と思いました。

私たちはそういう節目を見る仕事ですし、重責だとも理解しています。ですので、相手の状況で時間がかかっても依頼者さんの焦りが出たとしても慎重に行動して証拠を積み立てています。その根本は「負けてもらいたくない」(毎回面談時に言っている気がしますが)がすべてです。(私たちが戦う訳ではないので、その材料が中途半端だと負けるからの意味で)

今月は(よろしくない)事情もあり、~来月の受注枠は空いています。安心かどうかはわかりませんが、結果が出るまでお付き合いしています。よろしければ フリーダイアル0120-905-654もしくはizumi@sapporo-tantei.netまでご連絡ください。

追記:相談担当者が新たに入社しました、同席することが多いのでよろしくお願いいたします。

営業時間・情報
0120-905-654
年中無休、24時間受け付けております
おすすめの記事
国民生活センター

法テラス

札幌弁護士会

北海道警察
札幌探偵事務所へのメール問い合わせ